2019年09月21日

1年半前にスタートした住宅のオープンハウスへ小村井さん、息子と向かう。小村井さんのSBAE勤務時代の上司である岡部太郎さんからの依頼で、奥さんの岡部志帆さんがアーキテクト、クライアントはそのママ友のひとりである。ローカルアーキテクトは彼女の大学院時代の同級生柳辰太郎さん。パリと東京で設計打合せを進めながら、実質岡部さんの日本での処女作だろう。世田谷は龍雲寺の緑を借景として大きく取り入れた開放的な住宅である。構造的には当該開口を4mスパンの半ラーメンフレームとし水平剛性を確保し、部分的に90fai丸鋼柱を挿入した在来木造住宅として構成した。キッズらも多く訪れ、2歳の息子が滑って転んで泣いても、皆さまよくしてくださった。岡部さんは日曜日にパリへ戻られる、彼女の今後のご活躍を期待してお暇させていただく。