2021年3月1日

構造エンジニア業界の求人状況をSNSや求人サイトに見るに、小規模事務所が新規人材の獲得を広く募集しているのが分かる。大きなプロジェクトも小さなプロジェクトも社会が欲していることの証左だと思う。半年前の人材募集期間では、構造経験新卒学生にこちらからアプローチをすることはあっても、先方からアプローチしてくれる機会はなかった。まだShiSEの活動の社会的な位置づけができていない。いろいろなエンジニアリングへのチャレンジはできても、それだけでは若い人材は参加してくれないだろう。しかし、小規模事務所の人材獲得問題は今に始まったことではなくて、ASDOの歴史を見るに、その設立端緒がその問題だったことが分かる。集まっていることで何か小さな慣性力を作り出したい。