2020年 1月

  • 2020年1月24日

    2020年1月24日

    朝10時に埼京線板橋駅にて待ち合わせ、建築家牧野さんと現場監督と群馬県渋川市の鉄骨ファブへ。神田高架下コーヒーショップの鉄骨製品検査である。同じような年代のメンバーのため車中の会話が弾む。到着し、代表部材にて寸法、溶接部、仕上げ仕様の検査及び打ち合わせ。鉄骨はすべて現しであることから牧野さんからの細かい指摘に鉄骨業者は目を白黒させているが、特段無理な要求ではないのでエンジニアとしてはやってもらうほかない。車で20分の工場にほかのすべての部材があるようで、一同移動し検査。鉄骨階段で一部制作部材のミスがあったが、その場で簡易の積載テストをやって合格とする。やれやれである。

  • 2020年1月23日

    2020年1月24日

    午前中は土曜日のデザイン的な打ち合わせをもとに京島長屋改修の構造補強と基礎計画スケッチを作成、すぐに建築家の後藤さンに送付。いくつか計画上の齟齬を修正し、最終図を現場に送付。コトハウスの伊藤さんからキャンピング関係の架構と許可手続きについてヒアリングを弊社でできないか連絡。飯田橋からすぐ来社いただく。同じような年代のグランピングジャパンの岩井さんと伊藤さんと打ち合わせ。掘っ建て構造として構想し構造計画上のサポートをすること約す。午後ビーファクトリーの佐々木さんが来社しモニュメントの定例会議今週は2回。引き続きディテールをひとつひとつピックアップして決めていく。16時に建築家の垣内さんオフィスで木造住宅プロジェクトのプレカット打ち合わせ。いくつかデザインのポイントとなる部位で時間がとられるが、おおむね問題なく制作に入れそうだ。

  • 2020年1月22日

    2020年1月23日

    押上に向かい朝イチで京島新築棟の金物検査。おおむね問題なく施工されているが設計変更の補強点を指示して退出。事務所に戻りスタッフと打ち合わせて、新富町のFtraへ。建築家の内野さんとコンテナプロジェクトについて打ち合わせ。ほかのエンジニアが担当しているRC造集合住宅について、エンジニアとしてアドバイスを少々。

  • 20201月21日

    2020年1月22日

    9時半より高田馬場のRC本社屋の屋根配筋検査、1階支保工が撤去されており、躯体だけの空間となっている。想定通りの壁と床だけの大きな空間が実現できている。残すは塔屋躯体のみである。事務所に戻りスタッフミーティング。11時に伊藤邦明先生来社。先生の車でアルミニウム技術者、厚木でレーシングカーデザイン、高尾でクラシックカーリペアファブにヒアリングである。これらはアルミモニュメントプロポのためのヒアリング。アルミという素材について日々デザイン、加工を扱っている方々に質問疑問を投げかける。日本では白銅という会社がおおもとの卸業者であることがわかった。ようやく我々のスタート地点が分かったようなものである。先生とは高尾で別れ、京王線で新宿、池袋で北大塚の保育園関係者の新年会。設計チームのメンバーは私以外施主打ち合わせが長引き、1時間ほどして到着。何とか新年会の体を成す。一次会で長谷川設備計画の長谷川さんと退出。

  • 2020年1月20日

    2020年1月21日

    スタッフと朝イチで神田高架下コーヒーショップの配筋検査。鉄筋工と着手前に打ち合わせしたことで基礎エッジの補強筋を追加する程度の指示で合格。このような小さな現場では手戻りなきよう、各職工の職能と得手不得手を理解し先手先手で交通整理することが肝要である。何事も小さなアドバイスが大きなフリクションを回避すると感じる。翌日が打設であるが、行政が歩道の作業者乗り上げを許可しないようである。これは歩道の補修という小さな対応を回避することで歩行者の安全という大きなリスクを生じさせている例である。事務所に戻りスタッフ打ち合わせなど

  • 2020年1月17日

    2020年1月18日

    9時に出社しプロジェクトスケッチ。10時よりビーファクトリー佐々木さん来社新宿モニュメントの定例会議。いよいよ大詰めで中国ファブへ図面を順次送付していくようだ。ステンレス板と板の関係性や溶接方法を、応力解析結果を確認しながら施工性を加味して決めていく。これも佐々木さんが移動時間を割いて来社してくれるからできるのである。感謝。午後イチで神田高架下の現場で配筋施工者と協議。事務所に戻り16時にLeStyleh建築家の浅見さん来社。近隣住民対応で足止めを被っている神宮前の集合住宅の経緯と変更点の打ち合わせ。経験上、青山や原宿地区はおおむね近隣との協議に多くの時間を割かれる。経緯を聞くに解体工事に難があったようだが、建築家がかかわるケースが少ないように思う。業務の位置づけとしては極めて重要である。ともあれ着工が近くなったようで胸をなでおろす。

  • 2020年1月16日

    2020年1月17日

    10時より京島長屋の改修現場にて建築家の後藤さんと大工と打合せ、まだ最終的な生かすものと使うものの線引きがあいまいなため、最終決定とはならないが、次週の基礎スラブ打設までに柱脚金物工法を選定する。また明後日に千葉大鈴木先生現場確認で最終決定とする事を約す。事務所に戻りいくつかのプロジェクトスケッチ。

  • 2020年1月15日

    2020年1月16日

    秦野のクリニックの施工者打ち合わせのため、三田のオフィスへ向かうも、肝心の現場監督が午後の到着になるという。そのため、13時に一同再集合となる。いやはや、恐ろしく無駄足である。税理士の藤田さんに前倒しで打ち合わせしていただき再度三田へ。構造設計監理としては確認申請で変更のある部位と敷地南側既存土留め壁と新設躯体の接続方法の二点について口頭で伝える。イレギュラーな現場工事体制であるが、この場合適切に指示事項を伝えないと大きな手戻りとなるため定例会議にて交通整理をしていかなくてはならない。神田高架下のコーヒーショップの根切確認。埋設物が多いが、基礎と基礎スラブを同じ厚さとして敷地地盤をフラットにし局部的に応力がかからない計画しているため、部分的な躯体欠損は補強筋で対処すことを指示。事務所に戻り新ソフトのドライブ

  • 2020年1月14日

    2020年1月15日

    7時56発はやぶさで仙台へ。10時より壁式RC造住宅の配筋検査。おおむね問題ないが、電気配管の埋設状況に対して是正指示。SOYsource事務所に移動し、木造ラーメン造住宅の見積もり図打ち合わせ。そのほか新規プロジェクトについてもお話をいただく。仙台駅前でレンタカーをピックし金蛇水神社ビジターセンターの構造現場見学会へ向かう。JIA東北の主催で設計者の斎藤さんに案内していただく。改修コンペには佐野健太事務所とファイナルのプレゼンテーションに参加したことからその後の計画変遷も気になっていた。改修ではなく、庭園も古い茶屋も含めて新築計画でリスタートしていた。その経緯は知る由もないが円形の仲見世通り抜けを建物中央に配した木造ブレース構造として実現されていた。同心円状のプランに疑問だが、デザインの意図はわかる。上棟式と合わせたイベントだったようである。30分ほどで退出し、松本純一郎事務所と協働している名取の住宅の現場に立ち寄る。敷地に近づくにつれ、5年前に小村井さんと震災後の調査に訪れた地域であることが分かった。いまだに仮設の市場店舗はあるがもはや周りはボンエルフ状の規模の大きい住宅地であることから閑散としている。大きな保育園も完成し送迎時間のため親子とその車でいっぱいである。10年前に形成された宅地の1住戸を建て替えるプロジェクトだが、その意義について時間の流れが速すぎて思考が追い付いていない感覚になる。その後仙台駅から帰京。

  • 2020年1月10日

    2020年1月11日

    10時から新宿モニュメントの定例ミーティング。その前に仙台木造住宅の制作ジョイントについてストローグへスケッチ送付。モニュメントの詳細設計は佳境を迎えている。エレメント同士のジョイントパイプの詳細設計他が本日のテーマである。2時間の打合せで概ね方向性が決まりその後のメール応答で決定した。部分的はあるがステンレスバーを用いることにする。その後北大塚の保育園のコンクリート打ちあがり検査。建築家の結城さんと合流し1時間程度じっくり確認。軽微なジャンカを数カ所確認。また、打ち継ぎ部の脆弱部を撤去し笠木取付前に水平打ち継ぎ等同様の処置をするよう指示。その後山手線と浅草線を乗り継ぎ京島長屋のリノベーション現場で大工、建築家の後藤さんと打合せ。概ね構造改修方針は理解いただくが、それに伴いサッシの納まりに変更が生ずるが、制作物のため何とか対応できそうだ。事務所に戻り打合せ。