2019年9月24日

スタッフと所内でミーティング、その後某社オフィスビルプロジェクトの鉄筋数量の査定。すでに基礎の配筋および耐圧スラブコンクリートは打設されているが、自社ビルなので施工と設計が同時に進んでいる状況はあまり良いことではない。早く変更手続きをフィニッシュさせないと。その後、湯島に移動し31m11層の集合住宅8階梁床の配筋検査。7階まで40cmの柱壁梁、8階から35cmとスリムになる部位なため、配筋の切り替え方法を事前に入念に打合せ、指示をしていたものの、一カ所柱が当該階で頂部となる部位の納まりで指示通りとなっていない。各梁床必ず配筋検査は行うが、実地検査の大切さを肝に銘ずる。とはいえ、補強筋の追加設置で事なきを得る。下階はサポートも取れ、仕上げ工事前の下地処理が行われており、ピュアな床と壁の躯体だけの空間が広がる。配筋是正事項の確認を現場事務所で共有し退出する。同じく上野至近のホステル現場は引渡し前の大詰めである。完成した空間を体験するのが楽しみだが、順調にフィニッシュすることを願う。