2019年11月22日

午前中に施工者と建築家の柳さんに積算図を送付。なんとか施工上の留意点に対する回答をすべて盛り込み図面をフィニッシュ。厳しいスケジュールであるがもうひと踏ん張りである。午後は北大塚の保育園壁配筋検査と1階壁の躯体検査の後、神田にて神田珈琲園の建て替え計画施工者打合せ。冷たい雨の中、鉄筋工型枠工は皆作業中である。コンクリートの品質は打設時期の気候にもより、良いが一部乾燥収縮ひび割れが見られる。耐力上は影響はないが劣化対策補修を行うことを指示。内外部とも仕上げがあるため影響は少ないだろうが劣化進行は食い止めるべきである。山手線で大塚から神田まで移動しアレッサンドロと落ち合い、打合せに参加。建築家の牧野さん、元請け施工者、鉄骨ファブ、遅れてクライアントも参加である。基礎工事から鉄骨フレーム、下地鉄骨及びジョイント詳細、塗装仕様まで施工留意点と建築側の意図を伝える。アレッサンドロにとっては、構造即意匠なため各工事担当者の変更や提案が関係者工事にもれなく影響するのが新鮮だったようだ。こんな進め方はほかの国ではないだろう。