• 2020年9月1日

    2020年9月1日

    今年一年は、カンファレンスや委員会は中止またはウェブ開催になる。昨年IASS2019 Barcelonaに参加したが、クロージングパーティなどあえてマージンの時間を確保することの意義を強く感じた。いまの状況だとこのような時間は設けられないし、日本ではそのような文化は真っ先に削られる。豊かな創造行為は、セレンディピティがもたらす。新しいプロジェクトもそのシーズも生まれないのは不幸、こういう時こそ積極的に発信しないと日々の実務で埋もれてしまう。

  • 2020年8月1日

    2020年8月1日

    新宿東口の松山智一作品は、ネットでもメディアでも取り上げられている。7/19は本来ならば東京オリンピックの前週であったはずである。外国人ツーリストがその待ち合わせ場所に使われていただろう。雨の日も、風の日もFLOWER BOYは静かに立ち続ける。SNSでは少なくとも清水の友人には情報を広げることができるが、学生や進路検討中の若者エンジニアにアクセスする術を考えよう。きっと僕たちのような職能にフィットする人材がいるはずだ。

  • 2020年7月20日

    2020年7月20日

    新宿駅のこれまでとは異なる改札を出ると新宿駅東西自由通路の開通のため、通路中央で記者発表が行われている。おそらく駅長以下スタッフが注意して見守っている。これまでは、1層下に降りた自由通路を介して東西口がつながっていた。何度か改札を通って抜けようとしたが、そのたびに出口で引っかかっていたと記憶している。それに合わせてか、おそらくオリンピック開幕がコロナがなければ今週末であった。LUMINE東口の松山智一氏アートワークも本日がオープンである。関係者100人程度を集めての小さなセレモニー。本来ならばもっと盛大に行われたはずである。それにしても表でありながらバックヤードのような雰囲気のオープンスペースを広場としてよみがえらせた、sinatoの大野さんにもあいさつし、そのあたりの苦労を垣間聞く。帰路ビーファクトリーの佐々木さんとささやかな打ち上げ。本当はアレッサンドロも一緒にしたかったがまた、今後もできるだろう。

  • 2020年7月1日

    2020年7月1日

    日中打合せなどで、公共交通を利用するがほぼコロナ前の状況になっていると言っていい。外国人の観光客でにぎわっていた場所はまだまだのようだが。アメリカのオクラホマ大学の土木エンジニア系学生から、ShiSEへの参加の仕方についてメールで問い合わせをいただく。Shorttime(Internshipなど)、Temporary(Parttimejob)、Longtime(Full-time employee)の3typeがあることを伝える。英語ベースのHomepageにしているから、検索サイトなどにヒットしやすいのだと思う。それにしても、ホームページを見てくれて、良いリアクションをしてくれたら、よい情報を伝えたいと思うのが人情である。雇用の判断基準はそこかもしれない。エンジニアライセンスの取得についても質問を受けたので、日本の建築エンジニアと土木エンジニア、さらに建築系だと建築系カリキュラムと建築士ライセンスがすべての入口であること、外国人が日本のペーパーテストをパスするのは極めて困難であるから、母国でライセンスを取得するのがよいと思っていることを伝える。

  • 2020年6月1日

    2020年6月1日

    東京は何やら普段の生活の雰囲気を出そうとしている。建設現場はこの宣言下の世界をほぼ変わらず、パスしたように思える。現場検査などリモートでできるだろう。しかし、概ねモニターを介して表示される(3次元の)空間を理解するのは極めて脳を疲弊させる、と感じている。まったく認知が変わらないひとがおられるのであれは、それはわたしの知能が時代遅れなのかもしれない。学生時建築家先生のひとりは、人間は立体を認知することは不得意なのだ、と仰っていた。だから模型をつくる、と。インフルエンザのようにサンプル採取すれば10分程度でジャッジできるキットがあれば、と思う。ワクチンは運用までおおよそ数年かかる。不安なことは、ウイルスの所在が分からないこと、なのではないか。ジャッジキットの開発と運用、それを基にした「新しい生活様式」を願う。

  • 2020年5月1日

    2020年5月1日

    9時に出社し、経産省給付金のオンライン申請。下々の民には十把一絡げに数百万程度配っておけば黙るだろうとのことだろう。高額納税者以外まったく眼中にない。彼らのやることの一貫性については非常に明快である。アタリの利他主義については、仏教いや宗教の考え方の根底にある思想である。疫病下において非常に親和性が高い。その後メグロ建築研究所へ調布の住宅の地下躯体のスケッチを送付して、自宅で昼食をとる。14時からの山路事務所とのZoomミーティングの前に、遠山さんとZoom。構造の進捗が遅いとの指摘に週明けすぐ各部メンバーを伝えることを約す。その後の銀座ビルミーティングは既存躯体の解体申請、地盤調査などがクリティカルパスとなり、結果として構造評定提出まであと2か月である。その後、妻外出の間、息子のケア。夕食をとり、その後事務所にてプロジェクトのスケッチ、現場質疑対応など。

  • 2020年4月3日

    2020年4月4日

    午前中は川口のクリニックのV字柱脚部のスケッチ。ブレイクスルーできない。もう少し俯瞰してシンプルなディテールとしたい。スタッフ、アルバイトはリモートワークのため、小村井さんと昼食。茗荷谷駅前のフレンチレストランでテイクアウト。人気で一人分のみゲットし、清水はスーパーの弁当とした。14時から山路事務所で銀座プロジェクトの設計定例。出向くか最後まで迷ったが、今日のミーティングを行えば実施設計のスタートラインに立てるだろうと考え、本来ならば南北線目黒線直通で不動前が最寄であるが、ずっと地下鉄道中は避け、丸ノ内線、山手線、五反田駅から15分歩きと屋外メインルートで到着。山路さん、角田さん、清水で打ち合わせ、主として各部納まりと必要な空間設備スペックを確認しながらストラクチャーの勘所を伝えていく、屋上設備工作物の構成がまだ不透明だが地下から屋上まで概ね必要な議論はできた。ここまで3週間。今後のミーティングはSkypeで行うことにする。建築家の針谷さんのプロポ案について議論させてもらう。事務所に戻りAIJ論文作成。

  • 2020年4月2日

    2020年4月3日

    午前中は秦野クリニックのディテールスケッチを現場に送付、AIJ論文を続行。今週から可能な限りリモートワークに切り替える。スタッフは在宅でできるよう、環境整備は先週にすべて完了していた。リスクは速やかに排除できたと思う。昼前に建築家の長藤さんとSkypeで草加の店舗ビルについてキックオフミーティング。母屋鉄骨架構と階段室架構のジョイントが肝だろう。ディテールと耐久性を確保できるかが勝負である。午後はAIJ論文を引き続き。

  • 2020年4月1日

    2020年4月2日

    秦野のクリニック基礎配筋検査、審査機関中間検査に立ち会うため、6時半事務所で建築家の柳さんにピックアップしてもらい首都高、東名を経て秦野中井から現場へ。あいにくの雨、クリニック前面道路は見事な桜並木であるが、車中からちらり花見をするひとがいるのみ。例年はこの並木のため大渋滞だそうだ。各部配筋検査はおおむね問題なく、地中梁主筋の定着先の被り厚さ確保を指示する。審査機関中間検査は問題なく終了。鉄骨工場検査、仕口ディテール等の打ち合わせをして退出。あさまでAIJの論文作成をしていたため、眠い。論文は設計の時と頭の使うところが違うのか、はかどってしまい麻薬のようなものだ。

  • 2020年3月2日

    2020年3月2日

    ウィルス対策として、スタッフ、アルバイトとも徒歩または自転車による来社を課している。また保育園送迎もクラスルームでなく、園エントランスでの引き渡しとなったうえ、園庭は立ち入り禁止である。公共、半公共施設は一定の網が掛けられたようだが、基本的にそれ以外はすべて自己責任という日本社会である。公共という概念について考えさせられる。この30年財政赤字を減ずることだけを正義と掲げ、小さな政府を目指すというのは与党野党とも大差ない。