• 2020年12月1月

    2020年12月1日

    鉄骨業界紙の鉄鋼技術12月号に山路事務所と協働した、恵比寿の家が掲載される。およそ10年ぶりの論文?である。建築家、構造家とファブのご担当者で執筆させていただいた。10年前はTIS時代の前任者の後を引き継いで、「スチールは耐震改修のトップランナー」として江戸期寺院の耐震改修についの論文であった。いずれも、エンジニアが共感、工夫が準用できるような読み応えのあるものを目指した。横浜国大建築学科の四講座(鉄骨構造)の出身である清水は、なにか故郷に錦を飾れた気持ちがして晴れがましい。編集部からはまた依頼を頂けそうで何よりである。いつでも発表できるような提案をしていこう。

  • 2020年11月1日

    2020年11月1日

    11月に入り、スタッフも入れ替わり心機一転となる。構造設計業界は、Covid19の影響も確かにあるが、それに隠れて消費税の影響が少なくないという見方が一般的である。やはり10%というのは大きいのだ。今年3月からの社会環境条件は変わらないもののウィルスそのものも変容しているはずであるが、医療現場は平衡状況なのか、これから寒い季節を迎え、これまでのような室内環境の維持は難しくなるなかで、感染は拡大していくだろう。少しずつスペックを変えてはいくが構造フレームにまでドラスティックに影響があるとは思えない。東日本大震災を経ても日本の街並みや求められる建築はさして変わっていないことからそれは明白である。    

  • 2020年10月1日

    2020年10月1日

    例年7月バカンスの時期に開催されるツールドフランスは、9月に行われ大過なく選手たちはシャンゼリゼにゴールした。「連続する7日間に選手・スタッフを含むチーム関係者に2人の陽性が出れば大会から除外」というツーストライクルール、ゴールや沿道への観客制限、およそ500人ほどがフランス各地を滞在移動するわけだから、感染拡大のリスクも大きい。しかし、ニュースで確認できたのは、ツール総合ディレクターの退場復帰のほか、スタッフに何人かの感染である。もちろん観客の検査結果はピックアップされていない。ただ、ツールが大過なく実施されたことで、ヨーロッパのスポーツ界はひとつの好例を得ただろう。オリンピック、フットボールワールドカップ、ツールドフランスがワールドスポーツのなかで、規模、費用、観客数などん観点から三大スポーツと呼ばれている。このままいくと、東京オリンピックも行う気がしてならない。しかし、PCR検査に先立ち、流通してもいないワクチンの市民無償提供がニュースとなる日本で、システマチックなリスクヘッジはできないであろう。自衛しかないのだろうか?

  • 2020年9月1日

    2020年9月1日

    今年一年は、カンファレンスや委員会は中止またはウェブ開催になる。昨年IASS2019 Barcelonaに参加したが、クロージングパーティなどあえてマージンの時間を確保することの意義を強く感じた。いまの状況だとこのような時間は設けられないし、日本ではそのような文化は真っ先に削られる。豊かな創造行為は、セレンディピティがもたらす。新しいプロジェクトもそのシーズも生まれないのは不幸、こういう時こそ積極的に発信しないと日々の実務で埋もれてしまう。

  • 2020年8月1日

    2020年8月1日

    新宿東口の松山智一作品は、ネットでもメディアでも取り上げられている。7/19は本来ならば東京オリンピックの前週であったはずである。外国人ツーリストがその待ち合わせ場所に使われていただろう。雨の日も、風の日もFLOWER BOYは静かに立ち続ける。SNSでは少なくとも清水の友人には情報を広げることができるが、学生や進路検討中の若者エンジニアにアクセスする術を考えよう。きっと僕たちのような職能にフィットする人材がいるはずだ。

  • 2020年7月20日

    2020年7月20日

    新宿駅のこれまでとは異なる改札を出ると新宿駅東西自由通路の開通のため、通路中央で記者発表が行われている。おそらく駅長以下スタッフが注意して見守っている。これまでは、1層下に降りた自由通路を介して東西口がつながっていた。何度か改札を通って抜けようとしたが、そのたびに出口で引っかかっていたと記憶している。それに合わせてか、おそらくオリンピック開幕がコロナがなければ今週末であった。LUMINE東口の松山智一氏アートワークも本日がオープンである。関係者100人程度を集めての小さなセレモニー。本来ならばもっと盛大に行われたはずである。それにしても表でありながらバックヤードのような雰囲気のオープンスペースを広場としてよみがえらせた、sinatoの大野さんにもあいさつし、そのあたりの苦労を垣間聞く。帰路ビーファクトリーの佐々木さんとささやかな打ち上げ。本当はアレッサンドロも一緒にしたかったがまた、今後もできるだろう。

  • 2020年7月1日

    2020年7月1日

    日中打合せなどで、公共交通を利用するがほぼコロナ前の状況になっていると言っていい。外国人の観光客でにぎわっていた場所はまだまだのようだが。アメリカのオクラホマ大学の土木エンジニア系学生から、ShiSEへの参加の仕方についてメールで問い合わせをいただく。Shorttime(Internshipなど)、Temporary(Parttimejob)、Longtime(Full-time employee)の3typeがあることを伝える。英語ベースのHomepageにしているから、検索サイトなどにヒットしやすいのだと思う。それにしても、ホームページを見てくれて、良いリアクションをしてくれたら、よい情報を伝えたいと思うのが人情である。雇用の判断基準はそこかもしれない。エンジニアライセンスの取得についても質問を受けたので、日本の建築エンジニアと土木エンジニア、さらに建築系だと建築系カリキュラムと建築士ライセンスがすべての入口であること、外国人が日本のペーパーテストをパスするのは極めて困難であるから、母国でライセンスを取得するのがよいと思っていることを伝える。

  • 2020年6月1日

    2020年6月1日

    東京は何やら普段の生活の雰囲気を出そうとしている。建設現場はこの宣言下の世界をほぼ変わらず、パスしたように思える。現場検査などリモートでできるだろう。しかし、概ねモニターを介して表示される(3次元の)空間を理解するのは極めて脳を疲弊させる、と感じている。まったく認知が変わらないひとがおられるのであれは、それはわたしの知能が時代遅れなのかもしれない。学生時建築家先生のひとりは、人間は立体を認知することは不得意なのだ、と仰っていた。だから模型をつくる、と。インフルエンザのようにサンプル採取すれば10分程度でジャッジできるキットがあれば、と思う。ワクチンは運用までおおよそ数年かかる。不安なことは、ウイルスの所在が分からないこと、なのではないか。ジャッジキットの開発と運用、それを基にした「新しい生活様式」を願う。

  • 2020年5月1日

    2020年5月1日

    9時に出社し、経産省給付金のオンライン申請。下々の民には十把一絡げに数百万程度配っておけば黙るだろうとのことだろう。高額納税者以外まったく眼中にない。彼らのやることの一貫性については非常に明快である。アタリの利他主義については、仏教いや宗教の考え方の根底にある思想である。疫病下において非常に親和性が高い。その後メグロ建築研究所へ調布の住宅の地下躯体のスケッチを送付して、自宅で昼食をとる。14時からの山路事務所とのZoomミーティングの前に、遠山さんとZoom。構造の進捗が遅いとの指摘に週明けすぐ各部メンバーを伝えることを約す。その後の銀座ビルミーティングは既存躯体の解体申請、地盤調査などがクリティカルパスとなり、結果として構造評定提出まであと2か月である。その後、妻外出の間、息子のケア。夕食をとり、その後事務所にてプロジェクトのスケッチ、現場質疑対応など。

  • 2020年4月3日

    2020年4月4日

    午前中は川口のクリニックのV字柱脚部のスケッチ。ブレイクスルーできない。もう少し俯瞰してシンプルなディテールとしたい。スタッフ、アルバイトはリモートワークのため、小村井さんと昼食。茗荷谷駅前のフレンチレストランでテイクアウト。人気で一人分のみゲットし、清水はスーパーの弁当とした。14時から山路事務所で銀座プロジェクトの設計定例。出向くか最後まで迷ったが、今日のミーティングを行えば実施設計のスタートラインに立てるだろうと考え、本来ならば南北線目黒線直通で不動前が最寄であるが、ずっと地下鉄道中は避け、丸ノ内線、山手線、五反田駅から15分歩きと屋外メインルートで到着。山路さん、角田さん、清水で打ち合わせ、主として各部納まりと必要な空間設備スペックを確認しながらストラクチャーの勘所を伝えていく、屋上設備工作物の構成がまだ不透明だが地下から屋上まで概ね必要な議論はできた。ここまで3週間。今後のミーティングはSkypeで行うことにする。建築家の針谷さんのプロポ案について議論させてもらう。事務所に戻りAIJ論文作成。